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索引

小目次
  1. 索引

lionhead索引

索引を作成するには、まずソース文書で以下のように書きます:

¥documentclass[12pt]{jarticle}

¥usepackage{makeidx}
¥makeindex

¥begin{document}

本文です。本文です。リンゴ。 ¥index{リンゴ} 本文です。本文です。本文です。本文です。本文です。本文です。本文です。本文です。

¥break

本文です。本文です。リンゴ。 ¥index{リンゴ} 本文です。本文です。本文です。本文です。ミカン。 ¥index{ミカン} 本文です。本文です。本文です。本文です。

¥break

¥printindex

¥end{document}


プリアンブルにおいて「¥usepackage{makeidx}」「¥makeindex」と書き、次いで本文中の索引ページを挿入させたい場所に「¥printindex」を挿入します。索引ページの表示は目次とほぼ同じです。独立したページにしたい場合には前後に¥breakコマンドを挿入します。

個々の索引エントリーは、「¥index」コマンドを使って本文中の索引に出したい場所へ逐次挿入していきます。例えば上の例では、「リンゴ」という項目を索引に出すために、本文中で「リンゴ」という言葉が出たすぐ後に「 ¥index{リンゴ}」と書いています。¥indexコマンドの引数内には索引に加えられる言葉を書きます。つまり、本文と¥indexコマンド内とで、その索引に入れたい語を2度書くことになります:「リンゴ。 ¥index{リンゴ}

そうして書いたLaTeXソース文書から索引を生成するには、MakeIndex(フリー)を使います。まずは、ソースファイル(「….tex」)をLaTeXで一度コンパイルします。すると¥usepackageで呼び出されたmakeidxパッケージにより、idxファイル(「….idx」)が生成されます。idxファイルには、ソース文章中でに挿入された¥indexコマンドを全て拾って、その出てきたページ番号と共に纏められています。

このidxファイル(注:参考文献のBibtexBibtexとは違い、texファイルではありません)をMakeIndexで開くと、更にindファイルが生成されます(もう一つ出来るilgファイルは、その時のログです)。indファイルの中には、idxファイルを元に作成された索引部分を表示するためのソースコードが書かれています。これを本体のdviファイルに加えるために、再度ソースファイル(「….tex」)をLaTeXでコンパイルします。

例えばソース文書が「test.tex」という名前だったなら: という手順になります。

索引ページの個々のエントリーは、(1)索引された語、(2)その語が出て来たページ番号、という形で表示されます。上の例では、「リンゴ」という語が1ページと2ページに出てきたので、「1, 2」と書かれています。

参考文献同様、索引のスタイルの変更

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