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数式


lionhead数式の表示

はじめに」でも書いたように、LaTeXは数式の表現能力が素晴らしく、それがLaTeXが広く使われている大きな理由の1つにもなっています。LaTeXで数式を表現すために出来ることは多岐に渡り、数式関連を本格的に解説したなら、このサイトの規模は今の倍以上になってもまだ足りないでしょう。当サイトは一応「文系マカーの為のかんたんなLaTeX入門」と銘打っておりますし、また私自身も数式はあまり打ち込まないので、このセクションは極基本的な数式環境の出力について述べるだけに止めておきます。ここまで来れば閲覧者の方も既にLaTeXの基礎は十分身に付いていることと思われますから、数式を専門に扱ってる他サイトを覗いてもすぐに理解できることかと思われます。

数式を表示するには複数の方法があります:

文章中に埋め込んで表示する $」でその範囲を囲む。
¥(」と「¥)」でその範囲を囲む。
math環境を使う:「¥begin{math}…¥end{math}
数式だけを独立した行に出力する ¥[」と「¥]」でその範囲を囲む。
displaymath、equation、eqnarray、eqnarray*環境を使う(equation環境には番号が付く)。


なお、数式中の空白は無視されます(半角1スペースに縮められるのでなく、完全に無くされる)。数式コマンドを本文で直接入力するとエラーが出てしまいます。特に、上付き(スーパースクリプト)を生成する「^」と下付き(サブスクリプト)「_」コマンドは数式コマンドとされているので、本文中で使用する際には必ず前後に「$」を置いてください(そうしないとエラーが出ます)。

MathMagic 数式組版ソフト

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