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lionhead何を書くのに適しているのか?


はじめに」ではLaTeXの様々な利点について述べましたが、LaTeXはしかし万人にとってあらゆる用途に最適なプログラムではありません。一応、シンプルな文書から凝った本格的デザインのものまで、LaTeXを使えば何でも作成することはできます。が、本格的なデザインのものを作るまでにLaTeXに精通するのは、素人には少し荷が重すぎます。Adobe PageMakerなどを使った方が早いでしょう。また、1枚程度の短いシンプルな文書も、ワープロでサッと書いた方が早く仕上がります。

では、LaTeXで、我々のような文系の素人が、何を書くのに一番便利なのかというと、端的に言って学術論文です。元々、LaTeXは数式を多用する論文を書くために開発されたソフトですから、学術論文書くのに便利なのは当然と言えば当然です。学術雑誌に寄稿するモノから、学校に提出するレポート、卒論まで、たいへん重宝します。また、そういう考えながら書く類の文章には、テキストエディタを使うのが適しているとは「はじめに」でも述べました。ということで、以下はxdviで出力した論文形式のLaTeX文書のスクリーンショットです。ちなみに本文他、適当にコピーしてきた滅茶苦茶なものなのでであしからず:

1 目次

目次

2 本文(脚注)

本文(脚注)

3 数式

数式

4 参考文献(Chicago形式)

参考文献(Chicago形式)


こういった感じの文書が作成したいのであれば、拙ページは貴方様の役に立つことかと思われます。でなければ、読む意味はあまりないでしょう。

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